令和が始まってすぐお寺詣りに行きました
私は本堂が大好きで、ヨガもお寺でやっています
心がスーッと落ち着くので
いつも早めに行ってゴロゴロしています
伺ったお寺は本堂の中へ入れそうな雰囲気
1人清掃員のような格好をした男性がいたので
本堂の中に入れるかどうかを聞いてみると快く案内してくれました
人もほとんどいなかったので
本堂の中をいろんな説明をまじえてお話を聞かせてもらいました
天井には天女が演奏していました
壁にはお釈迦様の亡くなった2月15日の涅槃(ねはん)の大きな絵
お釈迦様を慕っていたたくさんの弟子や動物が悲しんでいる様子が描かれて
お釈迦様はとても満ち足りた顔をしています
お釈迦様は北枕。
北枕の由来は北に向けて眠っているお釈迦様の姿からで、体の右腋(みぎわき)を少し下にして眠っているそうです
ご飯を食べた後に体の右を下にして横になると消化に良いと言いますが
それと関係があるのではないかとの事を教えてもらいました
清掃員らしき男性が
とても親切にニコニコと教えてくださるので話が広がって、
京都のことやお寺のことなどいろんな話になりました
「どちらからいらしたんですか?」と 私が引っ越してくるまでの土地の話などを興味深く聞いてくれて
「私はずっと同じ場所に住んでおり、井の中の蛙なんです
何も知りません。私にもいろんな事を教えてください」
とうれしそうにおっしゃるんですね
私よりずっとずっと年上で博学
いろんな事を教えてくれたのに偉ぶるところがなくて
終始すごく謙虚で好奇心旺盛な人
話の途中で気づきましたが清掃員の方かと思っていたらご住職さんでした
本堂の中にあった写真の真ん中に写ってらっしゃる姿を見て気づきました
いつも思うけど、ステキだな〜と思う人ほど
ちっともいばったところがないんですよね
年齢を重ねても
「わかりません。」
「知りません。」
「教えてください。」