「なんでも〇〇し過ぎないこと
それを頭においておけばうまくいくよ」
何をやっても体調が回復しなかった私の回復への大きな一歩となってくれたのは
有名な鍼師の方との出会いでした
当時胃の不調やダルサ、動悸、生理時の不調がどの病院に行っても治りませんでした
仕事もしていたので
早く治さねばと焦って益々全身の血流が悪くなっていたみたい
西洋医学に限界を感じた私は
鍼治療の存在を知り、すがる思いで行きました
ある整体院で受けた鍼治療は1回7000円と高額でしたが全くの効果なし
(今はほぼ使われているとは思いますが
鍼治療は使い捨て針を使用しているか確認された方が良いと思います)
仕事に行くと気が紛れるものの、その後体は回復せず、
歩くのもやっとの体力まで落ち込んでいました
その時有名な中国の方の鍼師さんに出会いました
お父様は中国人初の針灸の人間国宝
ネットでふと目に留まったお店でした
全国から人が訪れるようなとこで、8席くらいありましたが、
いつ行っても人がひっきりなし
西洋医学では治らないといった人が訪れるようでした
どこに行っても首を傾げられ参っていた私は中国人の先生に問診を受けるなり
「私、治りますか?」
ととんでもない質問をしました
「治りますよ〜」
と医療の世界では禁止文句を軽い口調で言ってくれました
あの言葉を聞いただけでどれだけ救われたか
1度の施術で霧が晴れるような回復を感じ
眠りも不安定だったのが
その日は久しぶりに眠れ、体がゆるむ感覚がありました
その後週1ペースで1年程通い
生理痛も鍼をやっていた期間はまったくのゼロ
いかに血流というものが大切か
ストレスをためないことが大切か
規則正しい生活が大切か
頑張りすぎないことが大切か
食事のバランスが大切か
心底身にしみました
その先生に言われていたのは、
体が回復したら貯筋をしなさいということ
貯金ではなく、貯筋です
私はだるくて寝てばかり
スポーツジムで鍛えた筋肉はあっさりなくなっていました
血流を良くするにはどんなに血液サラサラ効果のあるものを食べたりしても、
やはり筋肉がある程度なくては体は冷えやすいという事
全身に血が巡ることで様々な不調をなくし、
心も体も元気にさせるそうです
かと言ってサラサラだけではなく
血液たっぷりで血流が良い人は心も体も元気なはずだと言っていました
女性は生理で毎月血を失うからです
睡眠のゴールデンタイム(22時〜2時)には特に睡眠を深くし
野菜ばかり食べるなど偏りをなくし
鶏肉や大豆などなどのタンパク質もしっかり食べて血を造ることが大事だそう
焦ってなおしたいと思うことも、ストレスにつながるので焦らないこと
自分の不調に目を向けすぎず
もう少しいい加減に生きていいとも
笑いながら言われました
しっかり治るにはまだ時間はかかりましたがこれが回復への大きな一歩でした
私は初めて自分の身体が回復する感覚を味わい、すごく喜びました
しかしまた体調が悪くなると落ち込みます
風邪からの回復のように右肩上がりの回復ではない事がきつかったのです
鍼の先生から
喜びすぎないよ
と言われました
人はなんでも〇〇し過ぎなければだいたいうまくいくから
上がったり下がったりしながら良くなっていく
良くなった時に喜びすぎると下がった時の反動が大きい
え?そんなの無理だよ〜と当時思いましたが
なんとか心の訓練をしました
今では心にいつもその言葉を留めています
喜怒哀楽の表現が得意な私には当時すごく難しかった
ほどほどになんて言葉も苦手でしたし
頑張っている自分が好きだった
感情的なのも人間らしいじゃない!と思ってました
その時の私でしたらブログのタイトルもちょうどいい毎日にしようなんて
これっぽっちも頭によぎる事はなかったでしょう
淡々と今起きていることをまず受け入れる
まだまだ課題なのですが
自分のちょうどいいを知る
今頑張りすぎてない?
スーパーウーマンになろうとしてない?
人に頼るのは自分が弱いからだと思ってない?
人にどう思われるか気にしすぎていない?
本当の自分ってどんな人?
断捨離をして自分軸ができて、周りに流されなくなると少しずつ見えてきました
それを知り始めてからずいぶん生きやすく
今までは気にも留めていなかった当たり前の小さな事さえ
キラキラして見えるようになりました
自分の心に寄り添いながら
自分にフィットするちょうどいいを楽しく探っている最中です