両国国技館へ大ずもうを観に行きました
場内はなんとも言えない空気感
▪️相撲は神事
力士が大きく手を広げてパチンと手をたたく
▶︎私は武器をもっていません
正々堂々と闘いますを示すと同時に拍手の意味
丁寧な力士は手を叩いた後に手を揉みます
これは神社にお参りする時に手を洗って
口をすすぐ行為の代わりだそうです
土俵の中央で四股を踏む
▶︎これも神事からきているそうです
大昔の人は、土の中に魔物がいると考えたそう
力持ちの力士が大地を踏んで魔物を退治し
踏むことで、春先の大地を目覚めさせ
五穀豊穣を祈る意味があるそうです
土俵に女人禁制というのも
(元々相撲は豊作を祝う儀式で、
豊作を司る神が女神だったので
女性が土俵に上がると女神が嫉妬し、豊作が望めなくなるという説がある)
塩をまく
▶︎塩は色々な神事に使われます
大ずもうでも土俵を清め
邪気を祓う意味合いだそうです
▪️観覧席
今回、升席(マスセキ)のチケットをいただいたのですが
升のようにましかくの席に座布団が4枚。
大人4人だと、荷物を置く場所が別にあるわけではないので
余裕がある感じではありません
細い通路があって、小上がりになっています
すき間に自分の靴を入れます
飲み物などのお世話をしてくださる方がいて
頼むとここを通り、持ってきてくださいます
升席では飲食可能です
土俵に1番近い(溜席)砂かぶりと呼ばれる席は飲食禁止、撮影禁止だそうです。
マス席には温かいお茶も用意されています
お代わりをお願いする事もできます
チケット代金の中におみやげが含まれていました
こんなお弁当がついていたのでお昼はここで。
やきとりもついていてかなりの量です
ぽんかんやあんみつ
おつまみなども付いてました
国技館の地下では
1杯300円くらいのちゃんこも食べれます
夫が瓶ビールを頼んだのですが
栓抜きがなくて困っていたら
まさかの。席に栓抜きが結ばれていました
ちっとも見つけられず
知っていると良かったな^^;と思いました
小さな力士が大きな力士に向かっていく姿にも勇気をもらいました。
力士が取り組み前に、塩をまく姿も美しくて
日本の伝統美を肌で感じる事ができました
相撲は神事。
相撲界のイヤなニュースを今後聞かないで良い事を願いました
▪️思わぬ形で願いが叶った
観覧中に
天皇皇后様ご夫妻がご観覧されます
とのアナウンスが流れました
え!私は色めき立ちました
2年ぶりのご観覧だったそうです
1ヶ月前に友人との会話の中で
友人「年末深大寺で偶然に雅子さまご夫妻を見かけたんだよ。綺麗だった〜」
それを聞いた時
私は天皇陛下にお会いしてみたいなぁ
退位される前に遠くからでもいいから。とぼんやり思っていたんです。
ご夫婦の優しい雰囲気が好き
皇居に一般参賀に行く自分を妄想したりしていました
中央の緑の丸に座られました
お2人が入場されると観覧者総立ちの拍手。
会場内はあっという間の一体感。
まさかここでひと月前の願いが叶うなんて!
帰りに国技館の駐車場から車で出てこられた時
ちょうど目の前で、手を振る事もできました
13時半から18時までいましたが
飽きることなく楽しめました
日中の興奮をそのまま引きずってしまったのか
夜はちょっぴり寝つきが悪かったくらい。^^;