愛ある場所なら

私にはいくつかのふるさとだと思っている土地があります(^ ^)

 

以前住んでいた土地を訪れて、

 

当時何度か足を運んでいた、お手土産をゲットするに最適だったお店に立ち寄ることもしばしば。

 

和菓子屋さん。

 

やっぱりこの雰囲気好きだなぁと、心小躍りさせながら店内でるんるんしていると、

 

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お店でのおススメの大福と共に、お茶を出してくれました。

 

座っていっぷく。

遠出で少し疲れていた体に沁み渡ります。

 

このひと口の和菓子の美味しいこと。

 

こんなに心があったかくなるとは。

 

このような心に残るサービスをしてくれるお店って、

通おうと思ってしまうんですよね〜。

 

都内には色んなステキなお店がありますが、こんな風に心があったかくなるお店って案外少ないんです。

 

地方に出るとたまに出会いますが、それでもたくさんあるわけではないと感じます。

 

これに関連した別のお話し。

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

私が1年前現在のこの地に引っ越してきて。

 

街の自転車屋さんを探していました。

 

私の主な移動手段は自転車と電車ですので、もしパンクをしたり、不具合が出た時にお世話になれるところを見つけておきたかったから。

 

 

地図で見ると、近くに二軒の自転車さん。

 

 

どちらにしようかなぁ

 

 

聞きたいことがあったので、まず電話をかけてみました。

 

 

Aの店舗

「はぁ、大丈夫。だと思いますけどね。」

覇気のない声、信頼できないような回答。

 

Bの店舗

「はいっ、大丈夫ですよ!

ひとまず自転車を持ってきていただけますか?

詳しいことは見てからお答えしますね。

◯◯◯のような場合もあるので、よろしくお願いします。

場所はわかりますか?」

 

 

このような具合でした。

 

Aの店舗の方、接客中で忙しかったのかな、この対応の仕方気になる。

 

私はいつも病院でもなんでも、受付の方の雰囲気をとても大事にして、行くお店などは決めるようにしています。

 

 

実際Aの店舗の方が自宅からは最寄りでしたが、Bの店舗に行くことにしました。

 

 

Googleマップを見ながら

道すがら、Aの店舗を横目にして通り過ぎた時、私は目撃しました。

 

 

ガラス張りの店内では、長椅子にだらりと座っている店長であるだろうと思われる男性。

 

自転車はたくさん並んでいます。

 

お客さんは0人。

 

店の前の1番目立つ貼り紙に、

 

工具などのレンタルは堅くお断りします。

 

こんな文字がどーーん!

と飛び込んできました。

 

私がB店を選んだのはきっと正解だったであろうと確信しながら、店の前を通り過ぎ、

B店へと到着。

 

A店からB店まで、さほど距離はありませんでした。

 

B店の前は、

 

子連れのママさんの電動自転車、ロードサイクルみたいな自転車を持ち寄ったお客さんなどなどで溢れかえっていました。

 

店員さんは二人でしたが、見るからに忙しそう。

 

私も少し待つことにしました。

 

少し周りを見渡すと、

 

ご自由にお使いください。

 

空気入れ無料の張り紙。

 

 

結局こうゆうことだよね。と深く納得。

 

自転車屋さん、

ちょっと工具を貸してくれませんか?

 

なんて聞かれることが多いんでしょう、

しかしあんな風に堂々と堅くお断りします。

 

なんて書かれたら、、

 

私ならそれだけでここで自転車を購入しようと思わなくなります。

 

空気入れも1回100円なんてところも沢山ありますが、このB店では無料。

 

とても地域の人に愛されている雰囲気が溢れ出ていました。

 

自分がお店をするなら。。

思わずふと考えました。

 

まずお客さんが何をすると喜んでくれるのか。

資金が少なく始めるのなら、自分の腹をそんなに痛めないところからどうやったら喜んでもらえる事を見つけることができるか。

 

そんなことをぼんやり考えました。

 

ふっと浮かんだのは、

 

輸入食品のお店、カルディ。

 

店頭でコーヒーを提供してくれる店舗をよく見かけます。

 

私は夫とたまにコーヒーの香りにつられて思わずふらっと立ち寄ります。

 

特に買う予定がなかったのでカルディには立ち寄るつもりはなかったけど、コーヒーを飲みながら店内を見ていると、

 

あっ、こんな商品あったのか〜

今日は荷物があるので、次来た時に買って帰ろうかな〜

 

なんて思ってみたり。

 

そういうちょっとしたことって案外大事ですよね。

 

あるうどん屋さんの例

以前よく行っていたうどん屋さんは、卵がテーブルの上にたくさん積んであり、一個までなら無料。

 

その横には、ケシの実、陳皮、青さ、トウガラシ、の小瓶が置いてあり、

小さなすり鉢と、すりこぎとともに出されます。

 

入れたい人は、自分で擦って入れるんです。

 

カウンター席のみの店内で、男性が多そうな雰囲気のお店でして、最初一人で入るのに躊躇しましたが、奥まで見渡すと女性の一人客も大変多く、

 

あ〜〜これなら、健康志向の高目な女性も、カウンター席でも来てしまうなあと納得。

 

味は同じくらいで、どちらに行くか迷う時、プラスアルファがあるお店に行ってしまいますよね。

 

他と違いを出せる店、

結局愛のある場所に人は集まるのではないかと感じました(*☻-☻*)