私の幸せのハードルはどうも低いようです。
以前職場で話していた会話をふっと思い出しました。
いつも悩みを抱えている同じ職場の女の子。
流行に敏感でおしゃれなA子ちゃん。
もちろん誰にでも何かしら悩みの1つや2つあるものでしょうが、一つ解決すると、またすぐに新たな悩みを見つけてきて、また解決したら、またすぐに悩みを見つけ、悩んでいる。笑
そのスパンがとても速く、常に悩んでいる様子。
それを繰り返しているのを見て、
当時の上司が、
『ねえ、最近自分なりによかったコトやうれしかったことを、ちょっと3人で(私を含め)書き出してみない?
些細なことでもなんでも。』
上司編
●奥さんの機嫌が朝から良かった(いつも冗談半分で、うちの奥さんは鬼嫁だと仰ってました)笑
●最近出来合いの夜ご飯が多かったが、昨日は手作りの美味しいごはんだった
私編
●今朝捨てようか迷っていて食べてみた黒っぽいバナナが案外美味しかった(ちょっと恥ずかしいですが正直に記載します 笑)
●朝の通勤時、いつも満員なことが多いバスが最初から最後まで座れた
A子ちゃん編
●安室ちゃんのなかなか取れないチケットが取れた
●ディズニーランドに行ったこと
上司編と私編は印象に残って覚えているものを2つずつ書いただけなのですが、私と上司は、5.6個このような、一見するとくだらない内容のものがひょいひょい出てきました。
(おそらくあまりにどうでもよさげな内容で思い出せないと思います。
内容がくだらなくて笑ってしまった覚えがあるので)
A子ちゃんはなかなか出てこない様子で、振り絞って出して、上記の2つだったことをよく覚えています。
上司が、
なるほど~
幸せのハードルが高いと、悩みが多くなるのかもね~
と言ったことが私の中に、深く印象に残っています。
嬉しいと感じること、良かったと感じることのハードル、レベルが高く、
小さな幸せを見つける事ができていない?
私はその時は、A子ちゃんの内容と比べて、なんか私たちの内容、はずかしすぎる~
などと言って笑っていましたが、今思い返すと
幸せのハードルって、低めな方がお得なんじゃない?と思っています。
もちろん、
ずっと泊まってみたかったハイクラスのホテルに泊まるために頑張って仕事をする。
年に一度の海外旅行の楽しみがあるので毎日頑張れる。
など人によって日々のモチベーションの上げ方は様々かと思います。
ただ、些細な日常生活の中にも幸せを見つけるクセを持っておかないと、楽しみにしている事柄が大イベントであればあるほど、(大イベントとなると頻繁に起こるようなことではありませんよね)そこにたどり着く毎日の中で、モチベーションも息切れしてしまうのでは?
とも思えます。
○○ができないと幸せじゃない。
○○があれば幸せになれるのにな。
などなかなか手にできないものにばかり焦点を合わせているとどんどん自分がつらくなる気がしますよね。
毎日の中に小さい幸せっていっぱいあるのに、意識していないと見過ごしてしまい、ただ通り過ぎていくだけ。
あ~今日も昨日と変わらない、何もない1日だった。
なんて言いたくないんです。
先日夫とランチ中に、話しをしていた中で、
夫は仕事の中に、いつも自分なりに目標というと堅苦しいですが、自分なりのテーマみたいなものをゲーム感覚で勝手に作って、やっているそうです。
●普通ならば最低でも30分くらいはかかるであろう仕事を、ミスなく10分短縮できるように今日はチャレンジしてみよう。
(実際は5分くらいの短縮に終わったとしても、昨日の自分よりかは成長した達成感が味わえる)
●上司から今日中に終わらせてと言われている書類を希望の時間より早く作成して驚かせてみたい。
●この立場の人間がやるべきことではないと言われている事も、自分が必要だと思えば、やる(トイレ掃除や、ごみ捨てなど)
自分を好きになれそうですね
夫は会社員です。
言われたコトをそのままやっているだけではつまらないそうなんです。
そんな話を聞いていて、思い出したのですが、
納税額日本一と言われている斎藤一人さんの話されている言葉にこんな言葉があります。
自分で目標をもってやる仕事は素晴らしい作用をもたらす
人から言われてやる仕事は地獄の働き
そうかもしれないなあ
自分の考え方や、とらえ方次第で1日を面白いものにする
小さくても、達成感を自分で勝手に作り出す。
達成感ってめちゃくちゃ気持ち良いんですよね~(*^-^*)
現在主婦の私も参考にさせてもらいたいと思いました。
目標は高く持ってても、幸せのハードルは低めでいい、低めがお得。
ゆるめ〜な休日でした。